千葉市美術館(中央区)が来年6月ごろから長期休館を予定していることが分かった。建築後30年が経過し、大規模改修を行うためで、具体的な期間は今後決定する。休館期間は約2年10カ月という見方もあるが、神谷俊一市長は「現在工事に向け調査設計をしており、できる限り休館期間を限られたものにできないかという観点も踏まえて、スケジュールを確定していきたい」としている。
同館は1995年に中央区役所と美術館の複合施設として開館した。同所には建物前面に柱列を配したネオ・ルネッサンス様式の旧川崎銀行千葉支店本館があり、これを包み込む形で建てられた。設計は千葉大学建築学科で教べんを執った、大谷幸夫氏が担った。
2020年には1~5階部分に機能があった同区役所が、近くの複合施設「きぼーる」への移転したことから、全階を美術館とする工事を実施。同7月にリニューアルオープンした。
同館は今月27日から、「おとぎ話」のイメージの変遷をたどり、その中に息づく「モード」を多角的に読み解く企画展「おとぎの国のモードをさがして/Fairy Tale MODE」が始まる。休館までに、他に4つの企画展が予定される。
◆友の会は受付停止へ
同館は休館にあわせ「友の会」の新規入会と更新の受付を8月31日で停止する。同日までに新規入会・更新した場合は有効期限が来年5月末までとなる。
友の会は年会費3千円。常設・企画展が常に無料で、企画展ごとに招待券1枚が進呈され、図録の割引サービスなどが受けられる。40歳未満までが入会できるライトプランもある。
(大村慧)








