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「白里海岸に道の駅」計画、中止 物価高騰で「苦渋の決断」 大網白里市

2026/6/18 5:00 (6/20 18:05更新)
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 大網白里市は、九十九里浜沿いの白里地域で検討を進めてきた「道の駅」整備計画を中止すると発表した。物価高騰や今後の財政負担の増大を理由に挙げた。人口減少や少子高齢化が進む同地域の活性化の「起爆剤」として期待を集めてきた計画で、金坂昌典市長はにぎわい創出へ既存施設の活用などの方策を検討していく考えを示した。

 市は2023年に道の駅整備検討委員会を設置。昨年には「九十九里浜のゲートウェイとなる道の駅」をコンセプトに基本構想をまとめた。

 構想では、白里海岸に道の駅を整備し、地場産品の直売所や加工場、多目的スペース、防災設備などを設ける案を検討していた。白里地域では人口減少などが進んでおり、来訪者アンケートでも求める施設として「道の駅」が約6割で最多となるなど整備への期待が高まっていた。

 道の駅整備を検証した民間活力導入可能性調査では「財政の健全性に大きな影響を及ぼさない」との結果が示されていた。しかし、市は新ごみ処理施設の整備や河川改修など他の事業でも財政負担が増加する見通しなどを総合的に判断し、検討の中止を決断。5月の検討委で伝えた。

 金坂市長は検討委で「国際情勢の悪化や急激な物価変動などは具体的に見通すことが困難だった」と説明。中止は「苦渋の決断」としながらも、「白里地域の活性化が必要であるという認識は変わらない」と述べ、他事業や既存施設の活用など道の駅に代わる方策を検討していく考えを示した。

(増淵あかり)

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