「優勝校に劣らぬ活躍を見せた紅陵ナインにはスタンド全体から大きな拍手が送られた」
1992年、夏の甲子園。千葉県勢として17年ぶりに決勝戦まで進出し、激戦を繰り広げた拓大紅陵の活躍ぶりを伝えようと、千葉日報には大きな見出しが躍った。
『果敢な戦いぶり最後まで 拓大紅陵 準優勝』
『紅陵投手陣 新しい高校野球の戦術示す』
手に汗握る接戦を何度もくぐり抜け、旋風を巻き起こした拓大紅陵。甲子園では4人が勝利投手となり、大エースの活躍が主流だった当時の常識を打ち破った。当時の新聞をめくると、高校野球の新たな時代を切り開いた彼らの活躍ぶりが記されている。
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県大会を強力打線で勝ち抜き、甲子園出場を決めた拓大紅陵。甲子園では一転、準決勝まで三度の逆転劇を演じるなど苦しい戦いが続いた。
初戦は強豪・智弁和歌山(和歌山代表)と対戦。先発の右腕・杉本忠は4...
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